ホテル従業員の労働組合であるローカル5は8日(木)、ワイキキのホテルに勤務している約5,000名の組合員がストライキに関する投票を行い、94%がストライキの実施に賛成票を投じたと発表した。
ローカル5が約4,000人を対象に実施した調査によると、76%が予期せぬ500ドルの請求書を支払えなかったと回答しているほか、組合員の78%が雇用主がパンデミックを利用して給与を削減し、自分たちに不利な変更を加えたと考えていることが明らかとなっており、組合員らは昇給や人員配置条件の改善をホテル側に求めるとしている。
なお、今回行われた投票では、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ・ワイキキ・ビーチ・リゾート、ハイアット・リージェンシー ・ワイキキ・ビーチ・リゾート&スパ、モアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾート・スパ、ザ・ロイヤル・ハワイアン・ラグジュアリー・コレクション・リゾート、シェラトン・プリンセス・カイウラニ、シェラトン・ワイキキ、ワイキキ・ビーチ・マリオット・リゾート&スパが交渉対象ホテルとなっており、組合側はストライキはいつでも呼びかけられる可能性があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ