ホノルル市議会では、新学期のスタートに合わせ、学校へ通う児童や生徒の安全性確保のため、学校周辺での最高速度を引き下げる法案の導入を検討している。
ホノルル市議会で検討されている法案44では、スクールゾーンでの速度を時速15~20マイルに制限するというもので、ホノルル市議のタイラー・ドス・サントス・タム氏は「時速25マイルで自動車にはねられた場合、時速20マイルで自動車にはねられた場合よりもはるかに悪い結果をもたらすという研究結果があります。歩行者の事故が常に上位にあるハワイでは、徒歩通学する子どもや高齢者も多く、ドライバーが安全に運転し、歩行者がスピード違反のドライバーによって被害を受けることがないようにしたいです」とコメントしている。
なお、市議会では今後、同案に関しての検討を重ね、早ければ年末にも同案が承認される可能性がある。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ