ホノルル不動産協会が発表した最新データで、今年7月のオアフ島内での一戸建て住宅の売買件数が、昨年同月比20%増だったことが明らかになった。
最新データによると、オアフ島の一戸建て住宅の中央値は110万ドル強で、販売数も約5%増となっている。いっぽうコンドミニアムの売買件数は昨年同月比8%減で、販売数も約2%増となっている。
ホノルル不動産協会の関係者は「前年と比較すると住宅の売買件数はまちまちですが、7月は一戸建て、コンドミニアムともに販売が活発化し、この時期の典型的な状況となりました。特に一戸建て市場では、在庫が増加しているにもかかわらず、需要と販売価格の中央値は引き続き安定しています」と述べるとともに、今後については「金利、マンション保険、市場に影響を与える可能性のある新しい慣行やポリシーを注意深く監視していますが、市場へ影響が出るまでにはしばらく時間がかかるでしょう」とコメントしている。
参考:KITV4