米気象サービスは、ハワイ諸島から遠く離れた東南東に位置している熱帯暴風雨「Hone(ホーネ)」が今後、州内の一部に悪天候をもたらす可能性があるとして、ハワイ島に対して熱帯暴風注意報を発令し、市民に対して注意を呼び掛けている。
セントラルパシフィックハリケーンセンターによると、Honeは今週末、ハワイ島の南または近くを通過すると予想されており、特にハワイ島周辺に洪水を引き起こすほどの雨や暴風、大きな波をもたらす可能性があるとの予報を発表。また、週末を通じて州全体で風が強まり、24日(土)には広範囲で時速40マイル、25日(日)には時速が50マイルの突風が吹く可能性があるほか、州内の多くの地域で大雨が降り、長時間にわたって大雨が続いた場合には局地的な洪水が発生するかもしれないとしている。
なお、米気象サービスなどはHoneの進行方向などを注視しており、今後、必要に合わせて新たな警報や注意報などを発令する見込みであるとするとともに、市民に対し最新の情報を入手して行動してもらいたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ