オアフ島にあるカピオラニ女性・児童医療センターの労働組合に所属する約600名の看護師らは、病院との労働交渉が合意に至っていないとして13日(金)早朝より、1日限定のストライキを実施した。
カピオラニ病院に勤務している看護師らは、昨年末から新たな契約なしで働いており、病院側に対し、人員の増加と給与の改善などを求めていた。
ハワイ看護師協会の広報担当者は、看護師たちとカピオラニ病院の管理者の間で解決策が見つからなかったことを確認したとコメント。いっぽう、カピオラニ病院側は「看護師側と合意に達するためにあらゆる準備をしていましたが、残念ながら、わずか3時間で看護師協会側が交渉を終了しました。当院は高度なスキルを持つ臨時スタッフを確保しており、継続して必要なケアを提供するために十分な人員を配置しています」とコメントしている。
なお、カピオラニ病院側はストライキに参加した看護師に対し、新しい契約が成立するまで病院施設に戻ることは認められないほか、提供されている福利厚生にも影響が出るとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ