ハワイ火山観測所は17日(火)、ハワイ島のキラウエア山の噴火活動が再開したと発表し、キラウエアの火山警戒レベルを「注意」から、「警戒」に引き上げている。
当局によると、キラウエア山では15日(日)夜にナパウ火口のすぐ西にある東リフトゾーン中部の人里離れた場所で短時間の噴火活動が確認されたものの、約1時間後に休止。その後、16日(月)18:00ごろより再び噴火が始まり、17日(火)の早朝4:00~5:00の間に噴火活動が活発化したことを確認したとしている。
なお、現時点で今回の噴火活動がインフラや周辺の居住地域に脅威を与えることはないとのみられているものの、溶岩流が流出している亀裂の斜面下側、風下に位置するチェーンオブクレーターズロードやナフク溶岩洞の南側にあるエスケープロードなどが、噴火ガスの放出量の増加などのために一時閉鎖となっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ