州知事などがカピオラニ病院の労使交渉に関して連邦調停を要請

2024.09.26

日刊ローカルニュース

ハワイ州のグリーン州知事やロペス司法長官は、オアフ島のカピオラニ女性・児童医療センターの労働組合に所属する約600名の看護師と病院側との労使交渉に関し、連邦調停を要請して合意に達するよう促している。

カピオラニ病院では、13日(金)に1日限定のストライキが実施され、その後、病院側がストライキに参加した看護師に対し、新しい契約が成立するまで病院施設に戻ることは認められないほか、提供されている健康保険などの福利厚生にも影響が出ると主張。23日(月)には、ストライキに参加したことで病院施設に立ち入ることができないとされた看護師らがデモンストレーションを実施して道路を封鎖。施設に入ろうとする臨時の医療スタッフが乗ったバスが2時間にわたって立ち往生したほか、数名の患者が病院施設に入ることができない事態となったほか、最終的に病院への私道を故意に封鎖したとして、デモに参加した10名が逮捕されるなどしていた。

カピオラニの最高執行責任者であるルセッタ氏は、州知事が調停に参加することに同意しているほか、病院側は労働組合側が調停に同意した場合には、看護師に対する健康保険、歯科保健などの福利厚生を9月30日(月)以降も園長する計画があるとの声明を発表。「ハワイ看護師協会との交渉に連邦調停人を再び関与させる時がきました。組合側が中立的な第三者の支援を求める意思があれば、この契約和解の最終段階に進むことができると信じています。また、合意に達するまで誠意を持って交渉を続けていきます」としている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

キーワードから探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
島・エリア
CLOSE
CLOSE
お店を探す
ジャンルから探す
島・エリアから探す
目的別一覧ページ
はじめての方へ
CLOSE
CLOSE
page top