当局がマウイ島火災の出火原因を発表

2024.10.04

日刊ローカルニュース

当局は2日(水)、昨年8月に発生したマウイ島ラハイナ地区の大規模火災に関し、出火原因に関する調査報告書の内容を発表した。

今回発表された調査報告書は、米国アルコール・タバコ・火器及び爆発物取締局によって作成されたもので、2023年8月8日に発生した大規模火災は、ラハイナルナ道路の近くで同日6:34に発生した単一の火災によって引き起こされたもので、偶発的な火災に分類されたと発表。ラハイナルナ道路の近くで発生した火災はマウイ郡消防局によって消火されたものの、同日14時過ぎに隣接する側溝に生えていた管理されていない草木の中にくすぶっていた火種が強風に煽られて再び燃え上がり、最終的に悲惨な結果となったとみられるとしている。

マウイ郡消防署長のブラッド・ベンチュラ氏は調査結果に関し「大規模火災につながった再燃については複数の仮説が未解決のままで、着火源がどのようにして燃料を見つけたのかなど明確な結論は出ていないものの、最も可能性が高いのは、風に煽られた火の粉か、消火後に残っていたくすぶった物質が原因だと思われます」とコメントするとともに、消火活動にあたった消防士たちは、火災現場を離れる際に完全に鎮火したことを確信できるよう十分な注意を払うなど、できる限りのことはしていたことを地域住民の人々には知ってもらいたいとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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