米気象庁は、今冬のハワイ州での降雨量が、平年を上回るとの長期予想を発表。NOAA(米海洋大気局)は市民に対し、大雨に対する備えを行うよう呼び掛けている。
ハワイ州の雨季は10月から4月までで、当局関係者は、11月末までに熱帯太平洋で海水温が例年より低くなる弱めのラニーニャ現象が発生。ラニーニャ現象は春まで続く見込みで、その結果、ハワイでは12月から4月にかけて例年より多雨になる可能性があるとしている。
このほか当局では、気象予想のモデル上では、島のウインドワード側とリーワード側では降雨量が増加し、雨期の終わりまでに干ばつ状態が解消される可能性があるほか、降雨量の増加により、乾燥した飼料や植物の成長が減り、山火事の可能性も減る可能性があるとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ