ハワイ島ヒロ地区にあるヒロ中央郵便局で、同局に投函された郵便物が紛失する事態が相次いでおり、当局が捜査を開始している。
同郵便局の利用者の一人は「投函した荷物が届かないとの連絡が相次ぎ、調査した結果、同局に預けた荷物の一部がまったくスキャンされていないことが判明しました。荷物を預ける際に発行されるバーコードはありましたが、郵便局でそのバーコードがスキャンされていないのです」とコメント。郵便局に預けた荷物の行方が不明となり、2,500ドル以上の損失を被ったとしている。
郵便検査官のマシュー・ノーフリート氏は「カリフォルニアでは、窃盗犯が郵便局の敷地内に侵入して盗みを働くケースを見たことがあります。郵便局に荷物を預ける際には、正面のカウンターでも建物の裏のドックであっても、必ず郵便局員が郵便物をスキャンするのを確認するようにしてください」とコメントするとともに、同郵便局の利用者の中で、郵便物が紛失した経験がある場合には、当局に連絡してもらいたいとしている。
なお、郵便物窃盗犯に関する有益な情報を提供した場合には、最大で10万ドルの報奨金が支払われる可能性がある。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ