オアフ島のダニエル K イノウエ国際空港近くで17日(火)午後、小型セスナ機が墜落する事故が発生。同機に搭乗していた2名の死亡が確認された。
当局によると、17日(火)15:05ごろ、空港近くのアオレレ通りに建つ解体予定となっている州が所有している廃ビルに訓練飛行中だったカマカ航空会社のセスナ208キャラバンが墜落。機体は建物の外階段エリアに衝突し、建物の外側が火災によって燃えたとしている。
カマカ航空のデビッド・ヒンダーランドCEOは「カマカ航空の家族2名が亡くなったことを、心を痛めながら発表します。家族がこの悲劇を受け止めるまでは、亡くなったパイロットの名前は公表しません。メディアも彼らに同様の配慮をしてくれることを願っています。弊社では今回の事故を受け、ハワイ州運輸省、国家運輸安全委員会、連邦航空局に協力し、この事故の調査に協力しています。また、今後数時間から数日の間に確認され次第、メディアに適切な情報を提供します」とコメントしている。
1993年に設立されたカマカ航空は、ハワイを拠点にチャーター便や航空貨物サービスを提供する島間航空会社および物流会社として運営されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ