ハワイ州当局は12日(土)、オアフ島のアロハスタジアムで花火の回収イベントを開催。最終的に1,300ポンドを超える花火が回収されたことが明らかになった。
12日(土)に行われたイベントでは、一般市民が未使用の花火を安全に処分できるようにするために企画されたもので、自家製または改造した花火、即席の爆発物、銃、弾薬は受け付けられなかった。
ハワイ州では、オアフ島ソルトレイク地区で大晦日の夜に民家にあった違法花火が大規模な爆発を起こし、4名が死亡、20人以上が重体で入院するなど悲劇的な事故が発生。グリーン州知事は「ソルトレイク地区で発生した花火による事故は、違法な花火がいかに危険であるかを証明しています。あの事故で亡くなった方々への敬意を表し、花火の活動を一時停止するよう強く呼びかけます」とコメントしている。
なお、当局では今回の花火回収イベントで回収された花火について、すべて無条件で安全に処分するとし、市民に対し、花火を家庭ごみとして捨てたり、自宅に保管したりすべきではないと呼び掛けている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ