ハワイ諸島間を結ぶ定期便を運航しているモクレレ航空は17日(金)、一時運行停止となっている同社の定期便を19日(日)より再開する予定であると発表した。モクレレ航空は15日(水)より、メンテナンスの問題が発生したとして同社の運航便を一時停止としていた。
モクレレ航空のCOO兼ハワイ事業部長であるルイ・サンシール氏は17日(金)「サザン航空とモクレレ航空は、自社の航空機の健全性を確保するため、自主的かつ予防的な措置としてハワイと米本土で複数のフライトをキャンセルしました。これらの積極的な安全対策は、当社の安全に対する揺るぎない取り組みを反映しています。当社は現在、フルフライトの運航を再開するプロセスにあり、このプロセスは今後48時間以内に完了する予定です。フライトについてご質問のあるお客様は、当社のカスタマー サービス チームにお問い合わせください」との声明を発表している。
ハワイ州当局では、モクレレ航空の運航一時停止に際し、約240人の乗客を乗せたチャーター便を20便提供し、医療従事者を含む緊急時に対応するとともに、将来的にモクレレ航空が運航を停止した際には運航停止の1~2日前に通知するとともに、緊急用のチャーター便の手配を行う案などを検討するとしている。
なお、モクレレ航空のホームページでは、19日(日)からの便の予約受付が可能となっているものの、同社では利用者に対し、事前に電話で最新の運航状況に関しての問い合わせを行ってもらいたいとしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ