オアフ島のイオラニ宮殿では17日(金)、ハワイ王朝転覆から137周年を記念するイベントが開催され、数千人の市民が参加した。
数千人の参加者は17日(金)9:45より、ヌアヌウ地区にあるマウナアラ王家の霊廟に集い、その後、ダウンタウンのイオラニ宮殿まで行進。イオラニ宮殿の敷地内では、コミュニティのリーダーたちが、マウイ島ラハイナの火災、レッドヒル地区での水質汚染問題、ハワイ島マウナケアでの巨大望遠鏡建設案など、さまざまなトピックについてのスピーチを行ったほか、音楽演奏、文化的なデモンストレーションなども繰り広げられた。
ハワイ王朝は1893年1月17日に終焉を迎え、リリウオカラニ女王を投獄後、エリートの企業家グループが暫定政権を樹立。1989年8月12日には、イオラニ宮殿に掲揚されていたハワイ王朝の旗が下され、アメリカ国旗が掲揚された。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ