オアフ島各地では26日(日)と27日(月)、ハワイ諸島上空を通過した寒冷前線の影響により、強風と大雨による被害が多発。島内各地で浸水被害や停電などが確認された。
ハワイアン電気局が提供している停電マップによると、日曜日午後には、東オアフ島の約17,000世帯、カイルア地区の約1,750世帯、そしてカネオヘ地区の約1,100世帯が一時停電に見舞われたほか、島東部のオールド・カラニアナオレ・ロード付近では大雨によって地滑りが発生するなどした。
また、ワイキキ近くのアラワイ運河には、大雨によって押し流されてきた大量のゴミが散乱しており、当局では水質の安全が確認されるまでは、アラワイ運河や各地の海岸線には近づかないよう市民に呼び掛けている。
なお、ハワイ諸島ではしばらく天候が不安定な状況が続く可能性があり、当局では、大雨と強風による大規模な洪水や地滑り、道路の閉鎖のほか、家屋への被害の発生の可能性などに備えるよう住民に呼びかけている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ