ホノルル警察は31日(金)、オアフ島ソルトレイク地区で1日(水)に発生した違法花火の暴発事故に関連しているとみられる容疑者4名を新たに逮捕したと発表した。同事故ではすでに10名が逮捕されているほか、今後も逮捕者が増える可能性があるとみられている。
当局によると、今回新たに逮捕されたのは、32歳と29歳の男性2名と31歳と28歳の女性2名の計4名で、32歳の男性と31歳の女性の罪状は、第一級の危険行為、第一級の未成年者の福祉を危険にさらした罪、および複数の花火違反となっているほか、29歳の男性は第一級の未成年者の福祉を危険にさらした罪と複数の花火違反、28歳の女性は、第一級の未成年者の福祉を危険にさらした罪となっている。
当局関係者は捜査の過程で、大晦日の集まりに参加していたメンバーが所有している車庫や車から、約500ポンドの違法花火が回収されたほか、一部の関係者が捜査に協力的でなかったほか、虚偽の供述を行ったものもいたとしている。
なお、1日にソルトレイク地区のケアカ・ドライブ沿いに建つ民家で起こった事故では、5名が死亡しているほか、負傷者6名がアリゾナ州にある米国最大の火傷センターの1つとされるダイアン&ブルース・ハレ・アリゾナ火傷センターの火傷専門治療室に専用機で搬送され、現在も治療が続けられている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ