ホノルル市当局は、オアフ島の物語と歴史を伝えることを目的とした新しいデザインが施された市バスの運行を開始している。
新たにお目見えした市バスは、ハワイの物語や歴史と場所を結びつけるアートインスタレーション活動「Wahi Panaパブリック・アート・イニシアチブ」の一環として登場したもので、ホノルルのブランジアーディ市長は「市民やバスの乗客が、このユニークなデザインが施されたバスを通して、ハワイの文化的なストーリーテリングを体験することができるでしょう」とコメントするとともに、ザ・バスがオリジナルデザイン以外のアートでラッピングされるのは今回が初めてのことで、ザ・バスの利用者が混乱しないよう、ザ・バスの前面には元のデザインが残されているとしている。
なお、Wahi Panaパブリック・アート・イニシアチブは、市長文化芸術局(MOCA)がブルームバーグ・フィランソロピーズ、アウプニ・スペース、プウホヌア・ソサエティ、ハワイ・コンテンポラリー、オアフ観光局、ビショップ博物館、ハワイ観光局と共同で行っているプロジェクトで、今後、オアフ島内各地でさまざまな関連イベントやアート作品の紹介などが行われる見込みとなっている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ