オアフ島ワード地区にあるブレイズデルセンターのコンサートホールで実施されていた改修工事が完了し、6日(木)に再オープンした。ブレイズデルセンターのコンサートホールでは、約1,000万ドルを投じて大規模な改修工事が進められていた。
コンサートホールで約20カ月にわたって行われた大規模な改修工事では、電気設備や照明設備の強化、公共施設や舞台裏の設備の改善、アクセシビリティ対応のトイレの追加など、インフラのアップグレードの安全性と近代化に重点が置かれたほか、新しい消火システムや技術設備のアップグレード、楽屋の改修なども行われている。
ホノルル市のブランジアーディ市長は「活気ある芸術コミュニティは、どの世界クラスの都市にも不可欠ですが、芸術と文化が私たちの歴史を担い、将来の世代に理解と評価をもたらすハワイでは特に重要です。ブレイズデルセンターのコンサートホールへの投資により、ハワイの芸術団体は、音楽、ダンス、演劇を通じて私たちのコミュニティを豊かにする活動を継続することができます」とコメントしている。
なお、改修後初のコンサートホールでは、ハワイ交響楽団によるベートーベンフェスティバルが開催され、交響曲第5番と第8番などの演奏が行われた。
参考:KITV4