オアフ島中央部にあるクニア地区の野原に27日(木)、小型セスナ機が不時着。同機に搭乗していた2名が負傷したほか、近隣の住宅の一部が損壊した。
当局によると、不時着したのは民間の小型パイパーチェロキー機で、27日(木)正午ごろ、ロイヤルクニア地区とウィーラー陸軍飛行場の間の野原に小型セスナ機が不時着したとの通報を受けてホノルル消防局などが現場に急行。不時着したセスナ機は炎上しておらず、同機に搭乗していた38歳と22歳の男性2人は自力で脱出したとしている。22歳の男性は頭部打撲を負っており、重体で病院に搬送されたものの、38歳の男性は現場で腕の軽傷を負ったが、救急室に搬送する必要はなかった。
また、同機のプロペラの一部が近隣の住宅の屋根を突き破ってリビングルームに落下したものの、幸いにも怪我人は確認されていない。
なお、現時点で小型セスナ機が不時着した原因とは不明で、連邦当局による飛行機の調査と墜落の原因の正確な究明に向けた作業を開始されている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ