ホノルル市議会は、2004年以来初めて市の主要都心部の開発計画の改訂を発表した。
今回、市議会によって改訂された主要都市は、オアフ島で最も人口の多いカハラ地区からパールシティ地区、そしてその間の谷間まで、約35万人が居住している地域で、新しく発表された開発計画では、これらの地域をより利用しやすいものにすることを目指すとしている。
市議会計画委員会のラディアント・コルデロ委員長は「オアフ島内で建設が進んでいる鉄道に対するニーズは高まっているほか、さらに何戸の住宅が必要なのかも判明しています」とし、市はパールシティのレフア通りなど、鉄道沿線の整備に重点を置き、小売店やレストラン、そしてそれに隣接する店舗を構想しているほか、ダウンタウンのアロハタワーを周辺住民にとってより活気のある集いの場とするほか、カカアコのような開発が進んでいる地域でも、歩道、公園、オープンスペースの増設が優先されるとしている。
なお、コルデロ委員長は「開発計画は地域住民や近隣住民協議会との会合を含む承認プロセスを経る必要があるものの、今回改訂された開発計画は将来的な各種開発のガイドラインとなるでしょう」とコメントしている。
参考:ハワイ・ニュース・ナウ