移民弁護士協会が強制送還防御対応チームを設立

2025.04.28

日刊ローカルニュース

米国移民関税執行局(ICE)による移民取締りの強化に伴い、州内にあるホノルルの連邦拘留センターに収容される非米国市民が増加。ハワイ州アメリカ移民弁護士協会では、強制送還防止対応チームを設立すると発表した。

移民弁護士よると、米国移民関税執行局によって逮捕された人々は、ホノルルの連邦拘留センターに収容され、収容期間はケースによって数週間から数カ月に及ぶこともあるほか、ICEによる対象者は不法移民だけでなく、自由連合協定(COFA)移民、学生ビザ保持者、グリーンカード保持者など、あらゆる非米国市民に及んでいる。

ハワイ州アメリカ移民弁護士協会のアマンダ・チャン弁護士は「30年前に暴行罪で有罪判決を受けた永住権保持者のひとりは、旅行から米国に帰国後、ICE職員に逮捕され、約2カ月間にわたって勾留されました。最終的に民間の弁護士の助けを借りて解決しましたが、拘留される人の中には弁護士費用などを負担できない方もいらっしゃいます。そこで、強制送還手続きに入った場合に備えて、強制送還防御のために移民弁護士を紹介するサービスを提供することになりました」とコメント。強制送還防止チームのホットライン(808-204-5951)に連絡をすれば、ボランティア弁護士が5月から毎週金曜日に被収容者を訪問するなど、拘留されている方々と家族の支援を行うとしている。

参考:ハワイ・ニュース・ナウ

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